【事前予約制】サウンドインスタレーション&パフォーマンスイベント
サウンドインスタレーション & パフォーマンス
「22 の音素による音会幻想」
松澤宥生誕 100 年を記念して、松澤芸術からインスピレーションを受けた音響の体験を構築します。
松澤宥は、 コンセプチュアルアート(観念芸術)の世界的第一人者 ですが、その多岐にわたる活動の中で、平面作品や詩ともに、かたちが不定なパフォーマンスと捉えられる表現がありました。常に新しい文化や技術に注目し、先進的な芸術を思索していた松澤。音との関わりについては興味がそそられるところです。たとえば、泉水入瞑想台にてかつて行われた音会とは、どのようなものだったのでしょう。今は想像するしかありませんが、ここには芸術家同士の交流と、その場限りの強いアートの力、闇夜に響き渡る音の世界があったのでしょう。
松澤の芸術に影響され、その世界を今のわたしたちが幻想するために、今回のサウンドインスタレーション ( 音響設置作品 ) を企画しました。さらにこの会場にてパフォーマンスアー トが展開されます。
日時: 2022年2月13 20日(日) ← 新型コロナウイルス感染拡大により延期しました
会場 :下諏訪町立諏訪湖博物館赤彦記念館 エントランス
タイムスケジュール:
■パフォーマンス1 14:22~ 宮坂了作 パフォーマンス
■パフォーマンス2 15:22~ 北澤一伯 パフォーマンス
■パフォーマンス3 16:22~ 宮坂遼太郎 パフォーマンス
■サウンドインスタレーション(音響設置) 13:00~17:00 (この間、不定期に音が流れます) 百瀬登
▶︎ご予約 → サウンドインスタレーション & パフォーマンス「22 の音素による音会幻想」は定員に達したため、ご予約の受付を終了しました。
▶︎ 音響素材募集中!
松澤宥から想起される音素材を下諏訪に送って、インスタレーションに参加してみませんか。
このインスタレーションで使用する音素材を募集しています!
ご自身で作成した音の素材を、デジタルデータ(WAV, mp3 などのフォー マット)にして、送ってください。 長さは数秒から数分程度、音質 ( 録音フォーマット bit 等 ) については任意です。
送り先:suwaperform@gmail.com (担当:百瀬登 / スワニミズム美術部)
メールにてご連絡いただき、受け付け後可能な方法で送信していただきます。
締め切り日:2021/1/22
チラシはこちら サウンドイメージを聞いてみる
【参加作家情報】
宮坂了作(みやさか・りょうさく)
私は今から48年前、アメリカのカルフォルニア芸術大学の教授アラン・カプローの元でハプニングを学んできました。アラン・カプローのクラスで始めに問われた言葉が「ファット イズ ユアー スターティング ポイント」でした。君の原点は何かと問われ、私は「ファーマー」農業と答えました。今でもこの言葉を忘れる事なく作品を作り続けています。 2021.12.31 宮坂了作 ホームページ
北澤一伯(きたざわ・かずのり)
1949年生まれ。彫刻家・マツモトアートセンター代表。美術を、物質と詩魂が交叉する場所の彫刻論として把握し、極私的な体験や土地の事件を題材にしながら、精神風土を再構築する「Reconquista(西語/失地回復)プロジェクト」を継続中である。上伊那郡辰野町にある廃屋を再構築した現場を2年後に再現制作した後、松澤宥が講演した「1806 プサイ亀と死んだ水うさぎ」(1997年旧日本通運事務所)と、詩を朗読した「約束の地の塩」(2000年 辰野町商工会分館)を企画した。同世代における、物質か観念かの抗争を回顧する情念が為したことだと思う。ホームページ
宮坂遼太郎(みやさか・りょうたろう)
1995年生まれ。諏訪市出身、東京都東部在住。打楽器などでプレイ。 大石晴子、折坂悠太、かさねぎリストバンド、DF7B、秘密基地、本日休演、Ryozo Bandなどのプロジェクトに参加中。2022年より宅録バンド”アナウンサーズ”、田上碧とのパフォーマンスユニット”二十二世紀ヶ原”を始動。ホームページ @hoshikuzuzakura
百瀬登(ももせ・のぼる)
高校にて美術教育を担当するかたわら、趣味で音楽制作に取り組む。NOBOKIN名義でインターネット中心に電子音楽作品を発表。学生時代に知った松澤宥について特別な想いをもち、車のナンバーは長年2222。スワニミズム会員であり美術部。諏訪清陵高等学校教諭。下諏訪町出身。
Soundcloud
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