松澤宥 生誕100年祭

松澤宥生誕100年祭は、2022年3月21日をもちまして閉幕しました。
多くの皆さまにご来場いただき、ありがとうございました。

2022年2月2日に生誕100年を迎える、下諏訪町生まれのアーティスト松澤宥。20世紀の日本の現代美術を引っ張った松澤の評価は、日本のみならず海外でも高まっています。私たちは彼の生誕100年を祝し、諏訪を起点として「ローカルかつグローバル」に人生を全力で肯定的に生きた松澤から学ぼうと、生誕100年記念サイト(通称:公式ファンサイト)を立ち上げ、彼の愛した地元下諏訪町で、長い間公開されていない貴重な作品や資料を含む「まちなか展覧会」をはじめ、音楽やトークイベントなどを開催します。

▶︎まちなか展覧会

本企画のメインプログラムである「まちなか展覧会」は、以下の店舗、施設にご協力いただき開催いたします。会場ごとに開館/営業日時が異なります、ご来場の際はホームページや各種SNSをご確認ください。

 ● 諏訪湖博物館・赤彦記念館 [会期]2022年1月29日(土)〜3月21日(月・祝)
 ● 御宿まるや工芸店・ギャラリー / マスヤゲストハウス / すみれ洋裁店 / ninjinsan / Café Tac/
   Eric’s Kitchen / UMI COFFEE & LAUNDRYぎん月 /青木英侃邸 / ゆめひろ(上諏訪)計10施設
  [会期] 2022年1月29日(土)〜2月13日(日) 【好評につき延長】3月21日(月・祝)まで
  [入場料] 無料
 ● 諏訪湖博物館・赤彦記念館 、ゆめひろを除く会場はいずれも下諏訪駅より徒歩15分圏内です。


#0.【メイン会場】諏訪湖博物館・赤彦記念館
「松澤宥と諏訪の友人たち/みんなで諏訪湖に作品を見せる」

世界的建築家である伊東豊雄が設計した本館をメイン会場として、代表作《消滅の幟》や初期絵画作品(原画10数点・未発表または1950年代以来初公開)、松澤の全体像と諏訪での活動を伝える年譜や資料、写真などを展示します。エントランスホールには11月のワークショップで子供達が作った「白い丸」「メールアート」作品、松澤へのオマージュであるケイト・ジャスト《私はここにいる》幟を、講堂では晩年の松澤を追った写真家長沼宏昌氏が撮影したプサイの部屋の写真や映像作品を展示します。

[時間]9:00-17:00(入館は16:30まで)[休]月曜日、祝日の翌日
[入館料]350円(20名以上の団体は一人240円、高校生以下無料)


#1. マスヤゲストハウス
「松澤宥生誕100年祭 状況探知センター」

ゆったりとした空気のマスヤリビング&バーに代表作数点と、書棚に松澤関連書籍を設置。松澤探索をここから始めるのもおすすめ。
[時間]11:00-23:00  
[休]予約状況等によって臨時休業となる日があるため、施設のHP_SNSでご確認をお願いいたします。
※まん延防止等重点措置実施期間中は21:00まで(ラストオーダーは20:30)


#2. すみれ洋裁店
「何もしない」

松澤宥100歳のお誕生日を祝して、何もしないパーティーを3階にて厳かに開催いたします。「あいてるときはあいてるけどしまっているときはしまっています」
[時間]13:00 – 19:00   [休]1/29、30、31、2/8、9、15、16、18、22、23、26


#3. Cafe Tac
「写真だ!ギャテイギャテイ」

まだ海外旅行が当たり前ではなかった時代に、軽やかに世界を巡った先生の旅のスナップを中心に展示。先生に見守られながらガレットを食べよう。
[時間]12:00-21:00    [休]2/3、10 、16、17、24、3/3、10、16、17
※まん延防止等重点措置実施期間中は20:00まで。酒類の提供なし。


#4. ninjinsan
松澤宥生誕100年祭に寄せて

諏訪の超BIGでワールドフェイマスなパイセンのかっこいい写真とポスターの展示
[時間]13:00-19:00     [休]2/1、2、8、9、15、16、22、23、3/1、2、8、9、15、16


#5. ぎん月
「癒しのロビーで松澤絵画を」

安らぎと癒しの宿、ぎん月のロビーに松澤宥の絵画小品(原画、未発表作品含む)を展示します。日帰り温泉入浴(800円)も可能。この機会にぜひ。
[時間]11:00-16:00  [休]なし


#6. 御宿まるや工芸店・ギャラリー
「松澤の色彩とコーヒーの香り」

宿場の面影が残る御宿まるやのギャラリーとラウンジにて、松澤宥の絵画小品(原画、未発表作品含む)を展示します。茶房の甘酒やぜんざいもぜひ。
[時間]10:30-17:00  [休]2/2、3、9、10、16、17、23、24、3/2、3、9、10、16、17


#7. Eric’s Kitchen
「記号詩の世界と自画像」

30代の松澤が考えた記号詩と、同じ頃に描かれた自画像を展示します。暖まりに来てください。
[時間]11:00-17:00   [休]1/31、2/1、7、8、14、15、21、22、28、3/1、7、8、14、15、21


#8. UMI COFFEE & LAUNDRY
ポスター集めました

新設したコインランドリースペースに、松澤さんゆかりのポスターを本人がデザインしたものも含め、広く集めてみました。コーヒーも美味しいよ。
[時間]7:30-17:00  [休]2/2、3、9、10、14、15、16、17、24、3/2、3、9、10、16、17


#9. ゆめひろ
《プサイの部屋~消滅》《諏訪信仰》上映

晩年の松澤を追ったカメラマン長沼宏昌氏によるプサイの部屋や松澤関連作品を上映します。その他資料の展示も。
[時間]14:00-16:00  [休]1/30、2/6、13、20、27、3/6、13、20
*映像上映は毎週水曜日のみ


#10.【完全予約制】 青木英侃邸

芸術家青木英侃(あおき・ひでなお)のアトリエ。父靖恭は松澤の諏訪中学校以来の親友であり、教員の同僚であった。当時の面影をそのまま残すアトリエで二人の共同作品を数点展示。
[完全予約制]090-3093-9983までお問い合わせください。(予約は前日まで)

▶︎イベント情報

松澤宥生誕100年祭では、以下のイベントを開催する予定です。

新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、全イベント事前予約制とし入場を制限、感染対策を講じた上で開催いたします。

※先着順。各回定員に達し次第締め切ります。
※当日お越しいただいても、定員に達していた場合はご入場いただけません。
※検温・手指の消毒、マスク着用などの感染防止対策にご協力いただけない場合はご入場いただけません。あらかじめご了承の上、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

トークイベント①「松澤宥ってどんな人?」

日時:2022年3月5日(土) 午後02:02 〜 *約2時間(途中休憩あり)
会場:諏訪湖博物館・赤彦記念館 講堂
登壇者:林 聡一(松澤宥生誕100 年祭実行委員長 / スワニミズム美術部)
    木内真由美(長野県立美術館主査学芸員)、古家満葉(長野県立美術館学芸員)

▶︎ご予約 → トークイベント①:「松澤宥ってどんな人?」は定員に達したため、ご予約の受付を終了しました。

トークイベント②「諏訪と松澤宥」

日時:2022年3月13日(日) 午後02:02〜 *約2時間(途中休憩あり)
会場:諏訪湖博物館・赤彦記念館 講堂
登壇者:石埜三千穂(スワニミズム事務局長)、石埜穂高(スワニミズム編集長)
    嶋田美子(美術家・スワニミズム美術部)、井出賢一(スワニミズム美術部)

▶︎ご予約 → トークイベント②「諏訪と松澤宥」は定員に達したため、ご予約の受付を終了しました。

サウンドインスタレーション & パフォーマンス
「22 の音素による音会幻想」

松澤宥生誕100年を記念して、松澤芸術からインスピレーションを受けた音響の体験を構築します。さらに気鋭の芸術家、音楽家によるパフォーマンスアートが展開されます。

日時: 2022年2月20日(日)
会場:諏訪湖博物館・赤彦記念館 エントランス

タイムスケジュール:
■ パフォーマンス1   午後02:22~ 宮坂了作 パフォーマンス
■ パフォーマンス2   午後03:22~ 北澤一伯 パフォーマンス
■ パフォーマンス3   午後04:22~ 宮坂遼太郎 パフォーマンス
■ 音響設置 午後1:00~午後5:00  百瀬登 (この間、不定期に音が流れます)

▶︎ご予約 → サウンドインスタレーション & パフォーマンス「22 の音素による音会幻想」は定員に達したため、ご予約の受付を終了しました。

▶︎松澤宥生誕100年祭 開催概要

会期:
・メイン会場 諏訪湖博物館・赤彦記念館:2022年1月29日(土)〜3月21日(月・祝)
・その他のまちなか店舗・施設:2022年1月29日(土)〜2月13日(日) 【好評につき会期延長!】
               → 〜3月21日(月・祝)

主催:Suwa-Animism(スワニミズム)美術部
助成:長野県地域発元気作り支援金
特別協力:一般財団法人松澤宥プサイの部屋、長野県立美術館
協力:長野県諏訪清陵高等学校、かとう食堂
後援:長野県、下諏訪町、下諏訪商工会議所


▶︎松澤宥生誕100年祭 実行組織概要

実行委員長 兼 総合ディレクター:林聡一 
事務局:那波佳子、原澤美穂 
広報:那波佳子(リレーリレー)

展覧会総合ディレクター :林聡一
キュレトリアル・アドバイザー:嶋田美子(美術家)
               長沼宏昌(一般財団法人松澤宥プサイの部屋理事)
会場別展示ディレクター:井出賢一、百瀬登、石埜穂高、那波佳子、小口八千代、小口緑子、立石巧
設営協力:青木英侃、石埜三千穂、藤森耕栄

「22の音素による音会幻想」ディレクター:百瀬登


▶︎ 本企画における新型コロナウイルス感染症対策について

・ 本企画は新型コロナウイルス感染防止策を講じた上で開催します。
・ 感染状況によっては、本企画の内容を予告なく変更する場合があります。
・ 感染状況により、各種イベントは開催日時や方法を変更する場合があります。最新の情報はホームページの「NEWS」コーナーをはじめ、各種SNSを通じてお知らせします。ご来場前に必ずご確認ください。

ご来場の皆様へのお願い
・検温の結果発熱のある方や体調にご不安がある方は、来場をご遠慮ください。
・各会場で定める感染予防対策(検温、手指の消毒など)にご協力をお願いします。
・会場内ではマスクの着用をお願いします。・飲食店以外の会場では、会場内での飲食はお控えください。

☆プラスワンアクション
みんなで減らそう CO2!会場への移動は、公共交通機関、徒歩、⾃転⾞で!

長野県イベント開催時チェックリスト(2022年1月27日改訂)

◆お問い合わせ先:
松澤宥 生誕100年祭 実行委員会事務局
TEL: 050-3131-8546
E-mail: matsuzawayutaka100@gmail.com